婚前カウンセリング、結プリマリタルカウンセラー資格認定【日本プリマリタルカウンセラー資格認定協会】

全国に普及を目指す:プリマリタルカウンセリングの必要な理由

プリマリタルカウンセリングの必要性

わが国では、プリマリタルカウンセリング(婚前カウンセリング)の重要性は社会的認知度が低くその必要性は一般的に共有されていません。しかし、現代の社会は結婚しても周りが二人をサポートする体制はできていません。さらに、核家族化が進み二人の間で問題が生じても潜在化し、解決しにくい環境にあります。このような現状を見ても婚前カウンセリングや婚前教育を受ける必要性が大変重要になってきているといえます。

マリッジブルーにカウンセリングが必要です。

マリッジブルーとは、結婚を前にして多くの人が感じるゆううつな精神状態のことをいいます。その主な原因は様々な不安にあります。新生活への不安、結婚準備への煩わしさ、結婚相手と上手くやっていけるか、義理の父母・親戚との人間関係、経済的な不安や責任等を考えることによって生じる不安が高じて、情緒不安定に陥り、不眠、食欲不振、過食等が起こります。
マリッジブルーは女性に多く、悩みは結婚相手に対する不安が大きいのが特徴です。また男性は、現実的な問題に対する不安が大きいのが特徴です。
 ある調査によりますと、婚前にマリッジブルーになった人は70%で、その内の85%の人が自分で悩みを解決しています。
現在の日本では、このような深刻な問題を相談する場所も少なく、また、カウンセリングを受けることも出来ないのが現状です。

・男女の結婚観の相違が顕著になってきています。

男女の結婚観の相違は結婚をしない若者を増やしています。結婚に対して求めるものが違ってきていますので、二人の価値観や経済的生活水準等の折り合いをつけることが難しくなっています。
また、女性の生き方が多様化してきていますが、それに男性の結婚観がついていけないのが現状です。多くの関係者の認識は小学校や中学から異性の人間関係を学ぶ必要があるとの考えです。現状はそこまで行き届いた教育体制になっていないようです。

結婚5年以内の離婚率の高さが問題です。

平成18年は約25万件の夫婦が離婚しています。その内結婚5年以内の夫婦の離婚は約30パーセントを占めてします(これは単純計算しても75,000組になります。)。
それに伴って親が離婚した未成年の子の数が年々増加しています。
この子たちは、親の都合で一人親として生活していかなければなりません。少しでもこのような状況を減らすことは周りをとりまく大人の責任ではないでしょうか。

・夫婦生活が長期化しています。

日本人の平均寿命は毎年少しずつ伸びています。それに伴って夫婦生活も約50年の長期間にわたり関係を維持することが求められています。多くの夫婦はお互いに工夫して円満で充実した関係を維持しています。一時、熟年離婚が話題となりましたが、これからの結婚生活が長期間化するものと心得、結婚当初から関係を深めていく必要があります。

家族の少子化が人間関係の希薄さを招いています

1組の夫婦から生まれる子どもの数の平均が約1.3人と落ち込んでいます。少ない家族構成の人間関係の中で育った子どもたちは対人葛藤の経験が少なくなっています。また、幼いころからの遊びもバーチャルなゲームが中心になっており、成人後に必ずしも対人関係のスキルが十分に育っているとはいえません。
結婚は、異質な者同士の共同生活です。二人がどのように折り合っていけるのか、人間関係を構築する能力が試されています。折り合いをつけるということは、自己犠牲が伴うことを結婚前に学んでおきたいものです。

・社会構造の二極化が夫婦関係に及ぼす影響は

規制緩和政策がとられ、社会構造が二極化してきました。所得格差、雇用の問題、学歴格差、社会保障などが日々の生活に影響してきています。このような格差社会が、新婚生活をスタートするカップルにどのように影響があるか婚前に知っておくことは、結婚後の生活の危機管理に必要なことです。


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