協会の概要

会　長　ご　挨　拶

結婚早期の離婚防止には、プリマリタルカウンセリングをはじめとする結婚準備教育プログラムが有効なことが示されています。イギリスやオーストラリア、オーストリア、カナダ、アメリカなどでは、安定した結婚につながるためのカップルの支援として、結婚生活を始める時期に予防的に介入することが試みられています。その目的は、期待される夫婦の関係を促進することにより、離婚、家庭内暴力、子どもの虐待などの問題を減らすことにあります。離婚の減少は、家族関係の精神的・経済的負担を軽減し、またそのことにより社会保障のための財政的負担を結果的に軽減できると考えられます。そのため、コミュニティで提供されるサービスとして結婚準備教育やプリマリタルカウンセリングに対する政治的関心が大きくなっているといわれています。近年、日本でもプリマリタルカウンセリングの必要性が家族心理学の専門家から指摘されていますが、そのような援助が十分に行えるための準備が整っているとはいえません。
しかし、我が国の少子高齢化の問題や未婚率・非婚率の増加や離婚率の増加の問題を考えるとき、もはや猶予している場合ではないのは明白です。政府の考える少子化対策の中心は、結婚後の子育て支援を厚くすることにより、より多くのカップルに結婚し子どもを持ってもらおうとするものです。また、各自治体独自の「婚活」支援なども行われているようです。しかし、結婚はゴールではなく新たな家族のスタートラインです。だとするなら、結婚はただすれば良いのではなく、結婚後に幸せな結婚生活をカップルの努力で維持していかねばならないのです。そして、そのための支援こそが急務であると考えます。プリマリタルカウンセリングに興味をもって頂ける皆様とご一緒に支援の輪を広げて行けることを願っております。

沿　革

• 平成25年10月1日設立
• 会　長　博士（心理学）　吉　川　延　代

協会の理念

・質の高いプリマリタルカウンセラーの養成
・プリマリタルカウンセラーの人格の陶冶
・小さな親切と思いやる優しさを身につける

基本方針

・　お客様の目線で考える。
・　小さな親切から始める。
・　まず、やれない駄目だ、と考えない。

役　員

支　部